糀作り、エピソード2。前回分は全て味噌に仕込み、その後もう1回糀仕込み、完成後…。自家製みりん3年後へ熟成はじまり。うっかり入れっぱなしの保存さんたちの瓶を、減っているものは小さい瓶へあれこれ入れ替えたりしつつ、整理ができるのも、作る準備として良い流れ。味噌や、砂糖漬け、柿酢のように、うっかりしてるとボフッと!発酵してしまうエネルギッシュな熟成と違って、実に静かに凛と熟成してゆくみりん。色が琥珀色に変わってゆく様も、とても美しい。3年後。私はどこでどんな暮らしをしているのかしら。未来の自分へのタイムカプセルのような、保存食づくり。誰にも判断されない喜びと、確かな経験が積み上がっていったさき、身体に入れ込んで体得。この流れ、が何よりよい。