
年末年始に泊まりに来ていた76歳の親友から[モラセス]をいただいた。なんでも体にいいらしいから買ってみたれど、送料の関係で多く買ったから、と。(多く買っても保存できるものだから、そこで、あげよう、と思える親友の思考がかっこいい)
モラセス、聞いたことも見たこともあったが、わざわざ買ったことは無かったので、物珍しいものをいただけて嬉しい。
で…モラセスって、そもそもなんだ…[別サイト参照:モラセス] 色々見てみたが、砂糖を作る際の副産物で、栄養価が高い、とざっくりな説明が多かった。
一見黒糖シロップのようで、もっとどろりと粘性が高く、濃度も濃ゆい感じ。スプーンにのっぺりと乗っけて舐めてみたら、…。あれ、この味どこかで味わったことがある。甘さと苦さとえぐみのパンチがあって、結構クセになる美味しさ。
どこだっけ…いつだっけ…この感覚に触れたのは
あ…20代半ば、小浜島に行ったときに、黒糖工場にふらり立ち寄ってみたら、働いていたおジィが、無造作に手でとって、食べてみ、といただいた、あれだ!出来立てを食べた時の味だ。黒糖は甘いもの、だと思っていたが、出来立ての塊は、まさに、甘み、塩み、えぐみ。がどれも同じくらい舌から伝わって、コクが、鼻から抜けるような。とにかく、砂糖の概念をくつがえされた瞬間だった。砂糖って、こんなにも味があって風味があって、個性があるのか、と。
モラセス。美味しくて、心への喜びと共に 体にもいいなんて、なんと素敵な存在。