
香川県の直島で生まれ育った。今でこそ、世界中の人が訪れるちっこい瀬戸内の島。直島。が実家になる。
夕陽がとても美しく、海がすぐ近くにある島に、夏に帰るのが子供達も私も大好き。毎日、これでもか、と海にゆく。子供達は これでもか、まだまだ、とゆうふうに、とにかく飽きることなくずぅぅっと海にいても楽しいようだ。
私は、10分も入れば、体が半分の重さになったように軽くなり、何をするより、脳内もすっきり。瞑想とか、ヨガ、とか、そうゆうことを言っている自分だが、何より海に入るのが、私には健やかであり、穏やかであり、平和。そのものの時間。になっているみたいだ。どこまでも続いている水に たくさんの生き物が境なく生きている水の中で、体を浸し、自分が水に組み込まれて行く、その瞬間がたまらなく、気持ちがよい。
10数年前までは、商店が5個くらいしかなくて、17時には閉まって、日曜は休み。宿は、いわゆるザ!民宿のみ。港の切符売り場はこじんまりしていて、エアコンの時期の冬や夏は、船に乗る人たちが、ぎゅうぎゅうにその場所に待っていた。瀬戸内の磯の香りのする、あくまで島。だった。
今は、多くの移住者がカフェを営み、23時までのコンビニもでき、ホテルも、素泊まりのお宿もたくさん出来た。港も、切符売り場もそれはそれは綺麗になって格好が良い。ベネッセさん経営の美術館ができ、たくさんの美術品が島のいろんな場所に置かれ,ただの島。から、先進的なアートの脳を刺激される島。になった。
私的には、離島に限らず、わざわざ僻地に行っている時の、さまざまな不便さ自体が、旅の愛おしむべきアイテムでもあり、その場所でしか味わえないドラマも生み出していると思う。ので、田舎の不便も結構好きだったりする。(そもそもそこがスタートだったので、不便と感じていない、のかもしれないが)
実家に帰省するたびに、ちょっとだけ都会的な要素が 島の中に溢れてきているのが、勝手ながら失われた島の良さもあるなぁと、感じている。海が好きだとか言いながら、今は別の場所に暮らし、どこでもそうだが、へりゆく人口で出てくる問題など、何も恩恵も返せていない私だから、島にすみたいと思って住んでくれる人がいることで、学校の存続もできていると思うし、何より、人生がその島で豊かになる選択をしてくれている人が多くいるのなら、とても素敵なことだと思う。
海はいいなぁ。島はいいなぁ。瀬戸内の景色、やっぱり好きやなぁ。歳を重ね、帰るたびにその気持ちが強くなってきている。幼い頃の記憶が、歳を重ねるごとに、美しい記憶になって、また故郷で暮らしたくなる気持ち、、、、わかるようになってきた40代半ば。
の、おばさんも、子供と毎日海に行って、黒焦げ。シミより思い出。
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