
10年前、初めて手作りされたこんにゃくを食べて驚いた。
弾力も味も、市販されているあのこんにゃくとはまるで別人で、とても、とっても旨い。いつか、こんにゃくを作ってみたいと想いが芽生えたこんにゃく事件だった。
こんにゃくは、芋からできている。そんなこと学校で習わないし、知らなかった…でもって、こんにゃく芋は種芋植えてから3年くらいした10-15センチくらいのものじゃないと、こんにゃくにしないのも。知らなかったぞー!
で。数年前から育ててみたけど、いつ間にか無くなってしまったりで、やっと!できた!やっと光を浴びたこんにゃく芋ちゃん。
芋はできた、じゃどうやって作るのか。こんにゃく芋と灰汁が混ざってできてることも……勿論随分前は知らなかったわけで、要は問わなかった自分が恥ずかしい。
2023年の大豆の殻燃やして灰汁を作って、芋と灰汁だけでできる。シンプルな材料にシンプルな工程だが、なんと長い年月と手間をかけてできる灰色の宝石。こんにゃくなのである。
初こんにゃく。結果はちょっとゆるくて、あの感動的なこんにゃく、にはならなかった、ので、灰汁をもっと濃ゆいのを作ることと、割合バランスが次回の課題。それでも、年月と手間が織り込まれた初こんにゃくは、私にとっては間違いなく宝石になった。食べて無くなっちゃうからなおのこと愛おしい。