
雪があまりに眩しい白なので、普段、曖昧にただ白いと思っている山羊も烏骨鶏たちも、他の木々草、見ることのできる全ての目の前の色が、いつもより、より鮮明に映っている。ちょっと灰色の白、黄色の白、黒っぽい緑、黄色の緑…。一言では言い表せない絶妙な混ぜ合わせの色を感じさせてもらっていたことに気づく。私たちがここに来た年、つまり常夏のインドから帰ってきて1ヶ月後…雪が30−40㎝も積もって、人生で初めて雪かきをし、雪の中では歩けないこと、家の中でも洗った食器が凍る!とゆうことに驚いた(しかも1回じゃなくて、何度か15㎝以上の積雪があった)けれど、それ以来、降り続くこともほぼなく、ここ数年は積もることすら珍しい景色になってきた。今回もそう。降っているようで、杉山の影になって陽当たりの悪い家前の道雪が、すぐ溶けてしまうほどしか積もっていない。雪や冷えはやっぱり柔らかい方が…心体的にはありがたいのだけれど、総体的にみると、安心してはいられない。顕著に田んぼの水不足、湧き水の量も減って、感じ取れる範囲で既に影響がある。山の水分保有具合が、遠い海の環境にも影響を与えていると聞く。私たちは、パレットの上で、認知できないほど数えきれない色を混ぜ合わせていることで、生きられているのだ。今日も息ができる喜びに触れて、猫たちに温めてもらって(これが最高)!貴重な冬らしい冬。を楽しむことにしよう。