
山羊に帽子を食べられる。
うっかり帽子をかぶったまま山羊小屋に入って座ろうもんなら 帽子のフチから食べられる。
はじめての日は、烏骨鶏にごはんをあげていた時。急に頭が引っ張られぐいぐいん!と左右に揺さぶられ ばさぼそとゆう音が耳そばで響き、何が起きたのか理解ができなかった。はっと我に返った時は山羊が真横に急接近(慣れているので怖いわけではない)。私にとっては日除けの帽子が 山羊にとっては食べられる素材だ!とゆう認識で、帽子にかじりつかれている!とゆうことが理解できた。
驚いたものの、そのまま ようは 帽子をかぶったまま食べられている状況も悪くないなと、あえてじっとしていたら、耳元でむぞむぞと噛み砕く音に、都度引っ張られる感覚が なんだかなんだか…官能的だった。ちなみにかじってくるのは妊婦のメス。
今世界中で 自分がかぶったままの状態で 帽子を山羊に食べられている人はいかほどいるんだろう、とも、思い巡らし なんだか幸福感がもよもよとと湧いてきた。もよもよ…どころではなかった。どろんどろんと吹き出てきた。とても気分がよかった。誰にゆうわけでもないが 社会に馴染めないほぼニートの私は毎日1人でこんな類のあれやこれを堪能している。世界は官能的で美しい。