
夕暮れ
ひぐらしの鳴き声が倍音となって 私とまわりを容赦なく浸してゆく 湧いてくるのか降ってくるのかわからない程の渦になる
光は明るいのに暗く 暗いのに明るく 濃淡がはっきりして妙に艶かしく浮き上がって見える森の木々たち
その世界に身を沈めたら 理性での思考も行動も放棄して ただぼんやりと 全てを包んでいる色と音に ただただ身をまかせ たゆたっていたくなる
そのひとときを愛撫していなかったなんて…
死ぬまで とことわのすきまに溺れていたい

夕暮れ
ひぐらしの鳴き声が倍音となって 私とまわりを容赦なく浸してゆく 湧いてくるのか降ってくるのかわからない程の渦になる
光は明るいのに暗く 暗いのに明るく 濃淡がはっきりして妙に艶かしく浮き上がって見える森の木々たち
その世界に身を沈めたら 理性での思考も行動も放棄して ただぼんやりと 全てを包んでいる色と音に ただただ身をまかせ たゆたっていたくなる
そのひとときを愛撫していなかったなんて…
死ぬまで とことわのすきまに溺れていたい

11年住ませてもらった場所を離れ 引っ越した。もちろん山羊も烏骨鶏も猫たちもみんな一緒に。
古家から古家へ。11年住んだ家も改装と瓦礫の片づけから始まったけれど…
4月に引っ越し先が決まっていなかったのに、5月7日午前に契約して、その午後には天井と床が剥がし ある意味、深部が身包み剥がされ 会った初日に熱烈に求め合うような愛が始まってしまった。笑。改装が始まり 10日後には拠点を今の新居に移し 改装と引っ越し だけなら余裕だが、裏山の放置されすぎた薮を開拓、さらに 夏野菜を植える場所の確保と田んぼ までやりきって 5-6月はとにかく自分たちのために時間を費やし、働き動いた。お陰で身体が少し締まって体幹もきたわれた。疲れることなく前より一層健やかだ。いいことしか起こっていない。
手放したこともあるので7月は挨拶回りで いろんなことから本当の意味で解放されるのは8月かもしれない。が、とにかく引っ越してよかった。新居に巡り合えたことも ここまでの流れも 自分たちの意思とは別次元で とても大きな揺るぎない力が働いてここに連れてきてもらったとしか言いようのない出来事だった。
出来だけ 執着と所有から離れてここにきたら 桃源郷とも楽園とも思える美しいところで 毎日が滋養溢れて 私以外の創造されて生きているものに 生かされて生きて 喜び溢れて 五感全てが愛でられて愛でてを繰り返す毎日だ。現代社会では煙たがられる 暑い日も雨の日も雑草も 虫たちも全てが必要不可欠で この世にある。ことが身に染みてよくわかる。
ことほぐ。とゆう響きがとても美しいなぁと思っていて いつか誰かにどこかに向けて使える時が来たらと思っていた。
ことほぐ。を 本来の完璧なものすべてに捧げたい。