杉の樹皮 ・お茶 ・栗の渋皮 ・玉ねぎ ・びわの葉 みじかにあるものだけでもこんなたくさん色味が。 家事のすきま時間にちょこちょこ染めです。
化学染料で染めた衣類の中に入ると、くすんで見えるのだけれど、草木染めの中にいると、どんな薄い色も個性的に主張しているのです。 しかもどの色味とも合う。今の世の中の縮小図のようだなぁ、、と乾かして干している時にいつも思うこと。
小国に越して来て急激に、欲しいもの、必要なものたち厳選されていっています。前までたまに行って楽しめていた大型ショッピングモールに行っても、欲しいものを探すのがしんどくなりました。
「消費するくらし」から「生産するくらし」へ。
「服を着るくらし」から、「布をまとうくらし」へ。
「捨てるくらし」から「修復修繕するくらし」へ。
「燃やせないゴミ出すくらし」から「自然回帰するくらし」へ。
さまざまな意識が色とりどりの妄想と化して 自然の一部にしか過ぎない自分を戒めます。