たけのこを小学校入学祝いにいただく。さっそく、あく抜き。まきストーブの上で火にかけるので、横っちょに大豆やらお米やらも一緒に煮炊き。あわよくば、草木染めまで。
庭の草の勢いが半端ない春の陽気。永くて厳しい冬を乗り切ったご褒美かのように、次から次に命が繋ぎでてきて、さぁさ!たんと召し上がれと言わんばかりの春の芽たち。縮こまった身体も伸びたがってる。
草取りにでたのに、目線を低くしてしゃがんでいると、ヨモギにスギナ、三つ葉やらが目についてしまって、草取りなのか、薬草摘みなのかわけわからなくなってしまうけれど、ほこほこ陽気の中、薬草摘みするなんて、なんともいえない幸せ。買い物しなくても、なんなと食べられるものがある幸せ。地味暮らし。自分にぴったり。